【英語ネイティブでも過酷!】UoPeople 本コース開始から2週間経過してみて~どんな人に向いているのか、英語ほどほどの日本人の感想

駐妻後の人生

少し更新が途絶えてしまいました。

というのも現在受講しているUoPeopleの本コースが始まり、課題がものすごく大変で毎日深夜まで勉強している為です。

英語のコースを受けてなんだか少し自信がついてしまったものだから本コースも何とかなるものだと思っていたのですが・・・・

大きな勘違いでした!!!!

ご参考までに先週の課題は大体このような感じでした。

 

・専門書を約150ページ読む

・自分でシナリオを描きその中に心理学理論を三種取り入れて解説せよーそれをフォーラムに掲載し、他のピアのポスト3つ以上に評価・コメントせよ、また自身が受け取ったコメントに対しては必ずレスすること

・ガニエの9種教授事象を用いて授業をデザインせよ、また、9つのステップそれぞれが行動主義か認知主義どちらに基づいているのか自分なりの解釈を示せ 3-4ページのエッセイを書け

・クラスルームマネジメント、授業計画、授業実施方法について自分が行動主義的なのか認知主義的なのかを振り返り、もしそこに修正を加えるとしたらどのようなものを取り入れるか、またその根拠を示せ

 

と言った内容です。

本当はもっともっと細かい指示があり、はっきり言って課題の内容を理解するだけでも大変です。

課題図書も専門書なので読むのがとても大変です。ベースの知識がないため、理解しながら読み進まなければならず読むだけで一週間が過ぎてしまいそうなほどです。

そこから更に理論をしっかり理解したうえで自分独自のアイディアを形にしていかなければなりません。かつ、エッセイとしての構成もしっかりとしたものでなければならない。

私がもしも英語コースを受講していなければ絶対に1週目でドロップアウトしていました。

本当にあのコースを受けておいて良かったと心から思いました。

これって現役教師・教師経験者じゃない人もOK、じゃなかったの⁉

募集要項には現役教師・教師経験は応募条件には含まれていません。

でも、実際ふたを開けてみたら9割が現役教師でした・・・

それもみんな英語ネイティブ・・・

はじまった週に簡単に自己紹介を書き込むのですが、その時点で気後れしてしまい逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。ものすごい場違い感でした。

過酷なpeer-to-peer評価

これは受講者が互いに評価を付けあうというもので非常に優れたシステムだと思うのですが、一方で評価者が評価の基準をしっかり理解していなければ成り立ちません。中には全く内容を理解していないにもかかわらずびっくりするような低評価を付けてくる人もいます。

ある意味このpeer評価はコースインストラクターからの評価よりもずっと怖いです。

自分が精魂込めて仕上げた課題を酷評されると本当に心が折れます。

見当違いな評価をされた場合にはインストラクターに抗議をしなければならないという手間と、見当違いとは言え低評価がついたという大きなストレスがかかります。

このコースはグループワークもありますし、peer同士の活発な意見交換が推奨されています。一方で様々なタイプのpeerがいるし、また私は教師経験が無いという引け目があるためとてもストレスフルであると感じます。

Peer評価のストレスは前回の英語コースの時も大いにありました。

この本コースは現役教師がほとんどで、大学院コースを受講するという志も高い人達なのであまりエキセントリックな人はいないと思うのですが・・・今のところ一人だけいました・・・強烈なのが・・・

グループプロジェクトのチームが同じでなかったのが唯一の救いです。

現役教師でも・英語ネイティブでも過酷な課題

グループプロジェクトのメンバーとメッセージしあっていたのですが。

あちらはIBのインターナショナル校で教師をしていて、課題も評価もいつも非常によくまとまっていて能力の高さを伺わせているような方なのですが、こんなポストのやり取りがありました。

私ー”はっきり言って課題が大変でこのコースの一員であることを楽しめていない、なんとかキャッチアップしようともがいている”

相手ー”課題がめちゃくちゃ大変でその上グループワークなんてできるか不安、もっと簡単だと思っていた”

と言っていました。

彼女は英語ネイティブで現役IB校教師。それでもそんな感想なのか、と正直すこしほっとしました。

でも逆を返すとこういうことです。

現役教師でも、英語ネイティブでも過酷(>_<)

受講する前によく考えなければならないポイント

私なりに今の時点で必要だと思う事を挙げてみます。

1・英語に慣れているか

読む量も書く量も非常に多いです。それがある程度苦痛に感じないほど英語に慣れているかが重要だと思います。

加えてエッセイを書く能力も絶対です。

2.低評価・厳しいコメントに耐えられるメンタルがあるか

私は割とネガティブでくよくよするタイプです。低評価や厳しいコメントには英語のコースの時にある程度慣れました。プラス、これは参考にしてほしくないのですが、ダメージの軽減を図るためスコアの低いコメントは斜め読みするにとどめる(笑)。

3.時間の確保が可能か

例えば私のように英語のスキルがほどほどの場合、めちゃくちゃ時間がかかります!

テキストや課題の内容を読んで理解し、理論を組み立て求められていることに応える、それもそれなりの成績がもらえるレベルで、となると恐らく本当に大変です。時間がしっかり確保できる方でないと修了は難しいと思います。

4.教師経験があった方が望ましい

応募要件にはないですが、課題には実践的なモデルを示すものが多いので教師経験はあった方が良いです。

私のように無い場合には・・・・。

私はどうしているかというと、以前から教育には興味があったので子供のイベントや授業で気になったものは資料をとっておいたり簡単に記録を取っておくことをしていました。

それがここで役に立っています。

でも、やはり実際に教師として働いている、もしくは何らかの形で人に教えているような人の方が得るものが大きいと思います。

5.ベースとなる知識は絶対あった方が良い

これは上記の教師経験に繋がるのかもしれませんが、教育学の基礎ぐらいはあったうえで臨むのが良いと思います。

私は英語コースが終わって本コースが始まるまでの間に関連図書を読むなどして基礎知識を少しでもつけておくべきだったと反省しています。これがあると無いとでは課題のできだけでなく得られるものも違ってきます。

脱落者の人数が物語る課題の過酷さ

コース開始時には23人受講者がいました。

いまは18人リストに載っています。

が、実際に稼働しているのは10人程度です。ざっと半数以下です。

オンライン大学で入学必要条件がほぼ無いからといって課題のレベルが低いわけじゃない

ということです。

これはしっかり肝に銘じておかなければなりません。

ご検討中の方に

上記の内容が多少なりともご参考になれば幸いです。

私自身は、今現在自分の使える殆どの時間を課題に費やしています。そして1週目にはコースドロップしようか真剣に悩みました。何とか1週目2週目の課題を踏ん張って無事出し終えて3週目が始まってみて、ここまでの犠牲を払う価値があるのか疑問を感じています。

日中は全て勉強に充てています。買い物の時間すら惜しいので週末の隙間に行っています。週末も夜の時間を勉強に充てています。2時過ぎもざらです。友人との時間も持てません。家族との時間は頑張って確保していますが課題が気になってしまっています。夏休み中も課題があるので旅行の計画もできません。なんだか時間の使い方を間違っているような気がしてきてしまいました。

一方で毎週毎週着実に力がついてきているのも感じています。思い返せば英語コースが始まった時もそうでした。終わるころには余力を残すぐらいになっていました。

ただ、あの時は全員が非英語ネイティブだったので多少気楽な部分がありました。

今は現役教師・英語ネイティブが相手なのでそういうプレッシャーもあります。

今はなんとかこのコースだけでも修了したいと考えていますが、今後の事は今一度考えるつもりでいます。

継続は力なり、ですが目標設定と手段を今一度練らないといけないと思います。

とりあえず、今週もなんとか乗り切りたいと思います。

コメント

  1. Yako より:

    現在、English composition 101を受けていますyakoと申します。試験は今のところフルに近いスコアが取れていて、ねばれば何とか大丈夫かなと思っています。
    仕事も忙しく、子育て中でもあり、今でも時間の確保が厳しくてコースのオープン後に 全てのアサインメントを1〜2日で済ませています

    このまま本コースに行くか、その場合、その時間があるのか悩んでいます。この内容を読ませていただいたら、無理そうですね〜家族がほったらかしになりそうです。

    とても参考にあり、ありがたいです。ありがとうございました。

    • kikko より:

      Yako様
      返信が遅くなり大変申し訳ございません!コメントをどうもありがとうございます。
      私も本コースに移った際に英語コースとの負荷の違いに驚きました。けれど、それは私の英語のレベル、基礎知識が乏しかったこと、この二つが大きな理由でした。Yoko様は現在アサインメントを1-2日で終わらせているとのことですから、もっと余裕をもって臨めると思います。仕事も子育てもされながらハイスコアをマークしてそれだけの短時間で終えられるのであれば、本コースも私とは負担の感じ方が違うと思います!!応援しています!
      こちらこそ、コメントをありがとうございました。

  2. ゆみ より:

    現役高校英語教師 15年続けてきましたが、このまま定年まで続けるより、何か大学へ行って教師育成に携わるような仕事がしたいと思い大学院の資格をさがしていたところUOpeopleを見つけました。普通に地元の大学院に行くのはお金も時間もかかります。私も子育て中、年齢も40代なかばで、いまさら、という気もしますが、このまま高校教師でキャリア人生を終えるのがさみしく、子どもも小学校高学年になり少し楽になったので挑戦だけは試みてみたいと思っていましたが、このページを読ませていただき、悩み始めました。家族との時間は一番大切にしたい、自分のやりたいことも諦めたくない。難しいです。
    他のサイトで読んだのですが、最初2コース登録されるところを1コースからに減らしてもらった人がいたそうです。できるのでしょうか?あと、時間が取れずにドロップアウトしてしまうとその後どのような扱いになるのでしょうか。

    • kikko より:

      ゆみ様
      コメントをありがとうございます。UoPeopleで学んでいる学生の年齢は様々ですが、一定期間以上のキャリアを積んだ方が殆どでした。母国外のインターナショナルスクールの先生も多かったです。ゆみ様のようにキャリアのある方程ご自身が得られるもの、ゆみ様が他の学生に与えられるものも多く実りが多いのではないでしょうか。
      2コースか1コースかは自分で決めることができます。途中変更も可能です。
      コースをとらない期間は年間3タームまで認められています。詳しくはカタログをご覧になってみて下さい!

      私はドロップしてしまったのですが、経験と英語力があれば無理なく履修できるのではないかと言うのがやってみた感想です。他の受講者とのやりとりは大変刺激になり、今後のキャリアのヒントが何か得られるのではないかと思います。応援しております!!

  3. 鈴木 より:

    記事、拝見いたしました。鈴木と申します。私には学歴がなく、このままだと不安を感じ、思い切って入学しました。
    冷静に考えず、勢いでUoPlepleに入学してしまい、英語力に不安があります。現在、English  Composition1の受講待ちです。

    英語力について質問です。UoPlepleに必要な英語力は
    TOEFL(PBT)
    TOELF(IBT)
    IELTS(ACADEMIC)
    PTE(ACADEMIC)
    英検(準1級)
    と記載されていました。

    私の英語力TOElC600点ほど(記載されていない)ですが、授業について行けますでしょうか?
    あるいは、今年1年TOEFL iBTを勉強し、再度入学を試みる方が懸命な判断でしょうか?

    お手数をお掛けしますが、ご返事いただきますようお願い申しあげます。

    • kikko より:

      鈴木様

      返事が遅くなりましたこと、心よりお詫び致します。申し訳ございませんでした。コメントをありがとうございます。参考になることは申し上げられませんが本コースが始まると毎週複数の課題の締め切りがあり読むのも書くのも量があるのでかなり大変です。また、グループワークでは打ち合わせもすると思いますのである程度話すことも必要かと思います。タームをスキップしたり休学制度もあると思いますので、やってみながら考えてみるのもありかもしれません!