配偶者の海外転勤のため仕事を中断、もしくは辞めた方。
もやもやしていませんか?
仕事は大変だったけれどやりがいがあった・・・
仕事・家事・育児をこなすのはしんどかったけれど充実していた・・・
自分の自由に使えるお金があったけれど今はいちいち気をつかう・・・
といった気持ちを抱えていらっしゃる方は多いと思います。
今は状況が許せば駐在に帯同の身でもお仕事をされる方が増えてきました。
とはいえ、駐在先の国や地域は様々ですし中々条件の折り合う仕事が見つからなかったり仕事ができる地域は限られていると思います。
そういう方にとって大きな可能性となるのがリモートワークで働けるフリーランスという働き方。
今回は現役フリーランスとして活躍されると同時に3児のママであるtomomoさんにフリーランスで成功するための極意を取材させていただきました!
現役フリーランサーtomomoさんにインタビュー
プロフィールご紹介
3人の育児真っ最中のパワーブロガーでありフリーランスのwebデザイナー。
フリーランス歴4年。
1ブログで月50万円の収益を達成!!
ブログが書籍化され、現在二冊目を出版予定。
一問一答インタビュー
・フリーランスで働こうと思うようになったきっかけはなんですか?
夫の収入だけでは心もとなかったので、家計の足しに私も働きたかったからです!小さなこどもが3人いて外で働くのが難しかったため自宅でできる事を…と考えてフリーランスになりました。
・フリーランスで働くために資格をとるなど勉強したことはありますか?
資格取得の勉強をしたことはありません。フリーランスは他の人よりも秀でている部分に対して報酬が発生するものだと思っていたので、資格など他の人と同じ技術・知識だけでは使い物にならないと考えていましたので、例えば過去にこんな仕事をさせていただきました、こんな良い評価をいただきましたなどの勉強しただけでは得られない実績を積むことを意識しました。勉強よりも経験を積むという感じでしょうか♪
・軌道に乗り始めたのは仕事を始めてからどれぐらいでしたか?また、軌道に乗った成功要因は何だったと思いますか?
ブログで収入が1万円越えたくらいに(ブログ開設半年ほど)、本当にネットで収入が得られるという実感がフリーランスでこの先やっていけるという確信に変わりました。
成功した理由は以下の2点のように
l 人がかっこ悪くて言いたがらないこと
l 人が面倒でやりたがらないこと
について、誰もやらないくらい丁寧に心を込めて伝える事。
ネットでなんでも検索して調べられる今、サクッと調べて分かるような同じような情報にほとんど価値がありません。実体験をもとにした自分しか知りえない情報や、すぐに出来て役立つ情報に対してお金が発生する時代だと思います。
同じ環境・体験・考え方の人は1人もいませんので、誰でもオンリーワンの情報を持っているものだと思います。そこに気がついて活かすことです!
・フリーランスで求められる資質はなんだと思いますか?
誰かにやるべきことを指示してもらえないので、自己管理が大切だと思います。
何時から何時まで何をする、モチベーションなどの仕事の管理はもちろん、体調管理もですね!
・ワークワイフバランスを保つために気を付けていることはありますか?
私はタスク化しないことに気を付けています。すぐやる。完ぺきよりもまずは終わらせる。(フェイスブックの社訓みたいに)不出来でもいいから目の前のことを終わらせて、やるべきことを明日に先延ばししないようにしました。
・フリーランスは低賃金で労働搾取されかねない危険性もあると思います。仕事の選別、依頼先との関係などで難しい部分はありますか?
フリーランスは収入面で不安で税金も高い。出産手当や育児休暇、有給だってないです。なので、リスク分散は必要だと思います。投資・ステップメール・ブログで広告収入を得る・出版など自分が働かなくても収入が増える仕組み作りをたくさんしておくことがフリーランスを生き抜くために必要だと思います。
・報酬と労働内容はマッチしていると感じていますか?
マッチしていると思います。収入は不安定ですが、月60万円を超えることもあり、夢があると思います。
・今まで依頼先とトラブルになったことはありますか?トラブル回避のために気を付けていることについて教えてください。
ありません。先に出来るだけ細かく、できる事、出来ない事について提示します。どんなトラブルが想定できるか先に考えておいて、そこに対してルールを設けておくことです。聞かれてから答えるのでも、トラブルになってから慌てるのではなく、最悪のケースを考えて先に手を打っておくようにします。
・フリーランスの人のためのマッチングサイトは様々ありますがtomomoさんのおすすめのサイトがありましたら理由と併せて教えてください。
ココナラがおすすめです。相手主導の募集は相手が単価ややることを決めるため文句があっても従わなくてはいけません。ココナラは自分で決めることができるので低賃金で働きたくない人はぜひ利用して欲しいです。手数料は高いですが、自分でSEOなどを勉強して0からアクセスを集めるよりことを考えると、圧倒的にコスパが高いです。
・フリーランスで働く人口は日々増加しています。tomomoさんと同様のサービスを提供している他の人との差別化をどのように図っていますか?
自分がNO1になる必要も差別化する必要もなく、出来ないことがあっても良いので、相手の話を良く聞く事、自分の言いたいことを分かりやすく伝えようとする努力をすることを意識しています。スキルや特技よりも人間関係を大事にすることが次につながっていくものだと思います。どんなにすごい実績が合っても、話を聞かない、耳を貸さない、なかなか連絡が来ない、上から目線・・・そんな相手とはお仕事したくないですもんね。
・特定のスキルがない、具体的に何がしたいかわからないといった人でも始められるようなリモートワークは何かありますか?
記事を書くというのは、高度なスキルも道具もいらないですし、募集がたくさんあるのでおすすめです!
・ご自身のブログが書籍化されていますが出版社からの出版依頼はどのようにきたのですか?
ブログの問い合わせフォームから。雑誌の掲載依頼も同じです。
・本の執筆作業はいかがでしたか?感想をお聞かせください。
色々ある方法の中でなぜ自分はこの方法にしたのかかなど、自分論をしっかり持っていないと難しいと思いました。また、すべての用語を知らない人が読んでも分かる文章にしたり、具体的なサービス名を出さないようにしたり(サービス名を出すとすぐ本の内容が古くなる)、少数派ではなく、みんなに当てはまるような内容を取り上げる事などが大変でした。締切との闘いも大変でした。
・本を通してtomomoさんが伝えたいことはなんでしょうか?
困っている人・悩んでいる人に届いて笑顔になって欲しい、それだけです。1冊売れても著者利益は少ないので、出版を目指すよりほかのことをした方がいいかも(笑)
・自分の本が出版されるのはどのような気持ちですか?
評価される側に立つのはプレッシャーですが、ブログが無くなっても、もし私が死んでも、本は誰がの元に残ると思うと嬉しいです!
・会社員時代と現在とを比較した感想を教えてください。
勤務時間の30分前に出勤しておく、サービス残業、休日出勤、生産性のない会議に出席、忘年会新年会で上司の機嫌を伺う、化粧をきちんとすることから解放されたのは本当に嬉しいですね。
市役所にいつでも行ける、こどもが熱を出した時すぐ迎えに行ける、何日休んでも迷惑がかからないなどのメリットも。孤独ではありますが、人間関係のストレスはかなり減りました。
・例えば、フリーランスで月5万円稼ぐというのはどれぐらい大変なのでしょうか?
何をするかにもよりますが、普通に働くことと同じように継続していけば、誰でも可能な額だと思います。簡単にワンクリックで~などはムリです。
・フリーランスで働くことの良さ・魅力はどんなところにありますか?
自宅にいながら自分で稼げるという自信がついて、子育てや介護、老後の不安が少なくなりました。
・フリーランスで働くことの一番大変な部分はなんでしょうか?
税金・確定申告・経費はどこまで・所得や売上の違いなどの経理について学び、自分でできるようになることが必須。
・tomomoさんにとって現在の仕事のやりがいはなんですか?
こどものそばにいられる仕事はこれしかなかったので…、最初はやりがいについてはあまり考えていませんでした(笑)
感謝コメントをいただくときは、頑張ってきてよかったな、やってよかったなと思います!
・tomomoさんの目指している姿・今後の目標はなんでしょうか?
1番下の子どもが小学校に上がるまでフリーランスで生き抜く!その後はパートやアルバイトとフリーランスの両方で収入の安定と収入UPの両方を見越して、老後の貯金ばかりではなく人生を楽しむために家族旅行にいったり親孝行したりして稼いだお金を使いたいです。
・これからフリーランスでの仕事を始めたいと考えている人にメッセージをお願いします!
フリーランスでも会社員でもどっちにしてもメリット、デメリットがあります。自分に合った働き方とはなんなのだろうと考えるためにフリーランスの経験はとても役に立つと思います!人生1回きりですから、やって損はないと思いますよ♪
インタビューを振り返って
tomomoさんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
実はこのサイトはtomomoさんにデザインをお願いしています!
一緒にお仕事をさせて頂いて迅速かつきめ細やかな対応に大変助けられています。
このインタビューの回答にも深く頷かされました。
情報が簡単に手に入る時代だからこそどれだけ自分の実体験の付加価値をつけられるか。
相手の言うことによく耳を傾け求めているものを理解し、相手が期待しているもの以上の物を提供する。
そのような一貫した姿勢が多くのクライアントから支持される理由なのだと思います。
駐妻フリーランサー目指してみませんか?
ー自分に何ができるのだろう。何のスキルもないけれど・・・
そう思ってしまいがちですが、そんなあなたの経験を知りたがっている人もあるかもしれません。
ー得意なものがあるけれどそれが仕事に結びつくのだろうか・・・
そんな方は一度tomomoさんおすすめのココナラを覗いてみてください。
ここは仕事の依頼がありそこから仕事を探すのではなく、自分の提供できるものに対して依頼がくるという自分主体の方法です。
様々な可能性のあるフリーランスという働き方。
一度何ができるか何がしたいかをじっくり考えてみてください。
思いがけないものが仕事に結びつくかもしれません!!
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