【帰国子女の小学校選び】私立or公立ー我が家の場合

受験・編入情報

夏休みも終わって日常に戻り少し経ち、徐々に生活も落ち着きを取り戻してきたこの頃。

誰もいない静かな家でほっとするような寂しいようなという気持ちで過ごしています。

さて、しばらく書いていなかった小学校選びについて少し書いてみようと思います。

自分の勉強で全く余裕が無かったため落ち着いて考えることができませんでしたが、改めて考えてみました。

そして、我が家は私立小学校の編入試験に挑戦しようかと思っています。

安心して帰りたい!

今回の駐在が終わったとしても、国内外に今後また転勤がある可能性は高い我が家。

家は賃貸派な我が家は帰国後の住まいは基本的にはどこでも良い、というスタンスです。

どこでも良いという事は選択肢が無数にあり、転勤の度帰国後の住まいに頭を悩ませなければならないという事でもあります。子供がいなければ利点も多いと思うのですが、一方でどこにも属していないというような感覚に陥ってしまいます。現に私自身は今まで家を10回以上変わっていますので正直家や土地に思い入れがとても薄いと思います。”ふるさと”というと不思議と祖父母の家を思い出します。小学校の夏休み1,2週間しか過ごしていない祖父母の住んでいた土地への思い入れが一番強いです。不思議です。

根無し草の感覚に陥らない様に、家は変わっても学校は変わらずに同じところに戻れたら子供の気持ちは随分と違うのではないかと思います。もちろんそれは親である私たちにとっても同じことです。

私立でなくとも同じ公立の小学校に戻れば良いのではないかとも思うのですが、校長先生はじめ先生方の異動があまりないという点は大きく違うところだと思います。

私立に行きたいと思った理由は、今後転勤がまたあっても子供が安心して帰れる場所が欲しい!!というのが一番の理由です。

小中高一貫教育の魅力

学校の理念の下小学校からずっと教育が行われる。すると子供の中にもその精神が根付き、それは大人になってからもその子を支えてくれると思います。

私の周囲にも小学校から大学まで、小学校から高校までといった一貫校出身の方がいらっしゃいますが、どの方も皆さんとても素敵で、また、声を揃えて学校は楽しかった‼と仰っています。

私もそれぞれに楽しい時間を積み重ねてきましたが、どことなくぼんやりしています。勿論その人個人によるところが大きいのでしょうが、一貫した学校の理念、変わらぬ学友との友情、恵まれた環境設備、これは私立の大きな魅力ではないでしょうか。

小中高、としているのは大学進学の段階ではもう自分の意志がしっかりできあがっているのではないかという思いがあるからです。大学付属の学校も候補として考えていますが、絶対に大学までついていないと嫌だ!という気持ちはありません。

私は明確な目標のないまま大学に進学してしまいましたが、子供には小中高の期間を通して自分の道を探して、そして大学進学のタイミングで自分の意志でどうするか決めてほしいと思います。

テクノロジーの進化により高等教育の形態はめまぐるしく変化しています。私個人は初等教育は従来の学校に通学し学校と言う環境の中で多くを学んでほしいと思っていますが、高等教育の学びは自分でデザインしていけるのではないかと思っています。志望校を考えるにあたり大学を重視していないというのはこの為です。

受験のない学校生活

高校での受け入れを廃止する学校も出てきていることから中学受験の過熱はますます強まりそうな気配です。中学受験を乗り越えた時には飛躍的に勉強面も精神面も伸びていると思います。その過程を経る経ないの違いは大きいと思いますが、転勤がいつあるのかわからないことや、諸々の事情から受験の無い小学校中学校生活をしたいという気持ちがあります。

 

以上、私立編入を目指す主な3つの理由をご紹介しました。

それぞれご家庭で考え方も違えば子供のタイプも全然違うと思います。けれど親の願うところは子供が笑顔で過ごしてくれること、これに尽きるのではないでしょうか。

ひとまずは私立を目指すという方向に舵を切った我が家ですが、志望校選びに編入試験対策とまだまだ考えなければならないことは山積みです。今は情報収集の方法を探っているところなのですが、難しいものだなと痛感しています。

その話はまた追々記事にしていきたいと思います。

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