Game Changer!!子供が自分で本を読むようになったきっかけー読書は良い影響ばかり!

子供のための教養

我が家の子供、本は昔から大好きです。

生後数か月の頃から読み聞かせをしてきたからなのか、性格なのかは定かではありませんが小学生になった今でも本は好きです(それよりもテレビの方が遥かに好きなのですが・・・)。

しかしながらいつまでも読んで読んで、と言ってまとわりついてくるちょっと面倒くさいタイプでした…。いつも自分で本を読んでほしいなと思っていました。

ある日Game Changer登場!

そんな子を自分で本を読む子に変えたのがこの本です。

『DOG MAN』 Dav Pilkey

(登場キャラクターを子供が真似て描いたものです。)

『DOG MAN』の概要

映画化もされている『Captain Underpants』、邦題は『スーパーヒーロー・パンツマン』という本の作者がてがけた新しいシリーズ本です。

この『DOG MAN』ですが、Kindergartenで出会った仲良し男子二人組が『DOG MAN』というコミックを書き始め、その途中で『Captain Underpants』を誕生させました。ところがコミックの中の登場人物が現実世界に飛び出してきて大騒動を巻き起こし・・・・それがひと段落したところで昔自分たちが書いていた『DOG MAN』を部屋の片隅で再発見します。よし、もう一度『DOG MAN』のコミックを作ろう!という事で再度取り組み完成させたものがこの本、という訳です。

量販店に買い物に出かけた際に平積みになって置かれていました。二冊セットで1500円ぐらい。

買うまではこのシリーズの存在は知りませんでした。
そういえばドラえもんの漫画を一生懸命絵を見ていたな…ぱらぱらページを繰って絵からストーリーを想像するだけでも面白いかな、といった気持ちから何となく買ってみました。

『DOG MAN』を手にした子供の反応

コミックというものが目新しかったのか大喜びで手に取り読み始めました。
晩御飯になっても手放そうとしません。

夜ベッドに持って行き、電気を消した後もこっそり読もうとする始末。
学校にもいそいそ持っていきお友達にも見せてあげたよう。

それからというもの、他の本も自分で読むようになりました。
なんでしょう、自分で読む楽しさに目覚めたのでしょうか。

嬉しい変化でした。

この本の好きなところ

・設定が好き!

小学生の仲良し二人組が一緒に創り出したという設定が素敵だと思いました。

そして読者の子供達も

”自分もこの2人みたいに何か書いてみようかな”

”自分にもできるかもしれない”

というように、勇気づけられる気がするのです。

親にやってみたら?と言われるよりもずっとやる気になるのではないでしょうか(笑)。

・内容がくだらなくて(良い意味で)好き!

教訓とか学びとか、そういう大人が期待するようなものが無いところが子供にとっては面白いと感じるポイントなのかもしれません。

子供らしいくだらない発想が満載の内容です。

・手書き風の文字が好き!

小学生の男の子がスペルミスをしない様に辞書を使って一生懸命書いているという設定なので、文字が手書き風です。そこが子供に更に親近感を抱かせているような気がします。

全体的に丁寧に書かれた落書き、という感じなのです。

親近感を持てて、くだらなくて、何となく心が温まる。そんなコミックだと思います。

この本に出合って見られた変化

自分で本を読むようになった

以前のように”読んで読んで”とまとわりついてこなくなりました。

『DOG MAN』以外の本も自分で引っ張り出して読んでみたり。以前よりも本に触れる時間が長くなったように思います。

語彙が増え、英語力が強化された⁉

この本のお陰かは定かでないのですが、学校で書いてくる文章が随分しっかりしてきました。文章一つ一つが長くなりましたし、文法もバリエーションが増えました。今までの積み重ねなのでしょうけど、この『DOG MAN』も一役買ってくれていると思います。

今後の目標

1つ気になること。
英語の本の方が読むのが楽なようなのです。
日本語の本はあまり手に取ろうとしません。相変わらず読んでー、と言ってきます。

日本の本には日本らしい感性があり画風も違うのでこちらも楽しんで欲しいと思っている筆者としては少し心がざわつきます。
こっちも読んでみたら、と日本の本を差し出しても
うん、後でね。と軽く流されてしまいます。

ですから、『DOG MAN』から得られた良い影響を日本語の方にも波及させたいな、というのが目標です。

我が家の方針、と言うほどたいそうなものではないのですが日本語も英語もバランスよく伸ばしていってほしいと思っています。

恐らく今は英語で話したり読んだりするのが好きだったり楽だったりするのでしょう。ですから日本語の本は筆者が主となって読んでいますが、セリフの部分だけ子供に読ませたりしたり少しでも日本語読むよう工夫しています。

子供は自然と必要な時期に必要なものを吸収していくので、なるべくそれを見守るという姿勢でいたいと思っています。(口だししてしまうときもありますが・・・)

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