駐妻も勉強⁉もう一度大学生⁉

駐妻後の人生

駐在中で時間のある方。

何をして過ごされていますか?

家事・子供の送迎や習い事・自身の趣味の時間・友人との時間

様々あると思います。そして不思議なほど一日があっという間にすぎていませんか?

え!もうクリスマスなの⁉なんて一年が本当に瞬く間に過ぎていきます。

子どもたちは日に日に成長し現地の生活にもすっかり溶け込んで頼もしくなってきた。

自分も日々の生活をしっかり回して余裕も出てきた。

日本に帰国してから働きたいし、興味のある分野の知識も深めたい。

少しプラスαのことを始めてみたいな。

実際に何かを勉強したいなと思ったときに”なんのために”、”何を”、”どうやって”の3点を考える必要があると思います。

この記事ではそんな方に”どうやって”の部分にお答えするような方法をご紹介したいと思います。

自分にあったやり方を探そう

自分だけで興味や知識を深めていくのは中々難しいものがあります。

まずはその分野のエキスパートに教えてもらう、というのが良いと思います。

・通学形式

【マッチする方】自分の学びたいものを提供している場所が通学範囲内にある、費用が発生しても構わない、知り合いを作りたい、対面形式の方が学びやすい・安心、決まった日時に時間を確保できる

【マッチしない方】通える範囲内に適した場所がない、費用はかけたくない、予定を固めるのが難しい、自分のペースで学習を進めたい

・オンライン

【マッチする方】

近くに適した場所が見つらない、いつ時間を確保できるかわからない、自分のペースで進めたい、費用はかけたくない、

【マッチしない方】

パスワードの管理などが面倒、やらなくなってしまう、wi-fi、インターネット環境が悪い

 

といったところでしょうか。

 

おすすめはやはりオンラインです!

選択肢の幅がまず全然違います。通学する労力、時間も必要ありません。

一緒に勉強する仲間が欲しい、という方も今は受講生同士がコミュニケーションをとれるようフォーラムが設けられているものもあります。受講生同士で質問し、答える、感想を言い合うなどができるのです。

そして今は無料で提供されているオンライン講座が沢山あります!

住んでいる地域・時間に関係なく自分の興味のあるものを無料で学べる。

これは利用しない手はありません!

もう一度大学生⁉MOOC(Massive Open Online Course)

みなさんはこの言葉を聞いたことがありますか?

これは大学などの高等教育機関が講義をオンラインで広く公開しているもの、修了証取得などの場合に料金が発生する場合がありますが大半は無料で受講可能です

大学の講義を学費を払わず、時間と場所を選ばず受けることができるのです。

そして一定の成績を収める、コースを満了するなど条件を満たせば修了証を取得することもできます。

学生時代もっと勉強しておけばよかった、と多くの人は言います。

いまからでも遅くありません。

いつでも学ぶことはできます。

PC、時間、やる気さえあれば後は始めるだけです。

どのような講座があるのか筆者のおススメをご紹介したいと思います。

おすすめのオンライン講座

英語で何かを学びたい方

・edx 

2012年にハーバードとMIT(マサチューセッツ工科大学)により設立されたMOOCです。

130以上の大学や企業が協賛、非営利組織として運営されています。

Barkeley, Brown, columbia, Sorbonne, など誰でも聞いたことのあるような大学が名を連ね、日本からは京都大学、東京大学の二校、他にも中国、韓国といったアジアの大学も参加しています。

実際に筆者もこちらで下記の二つのコースを受講しました。

・英文エッセイの書き方

・学校と家庭の連携のもたらす効果

登録もシンプル、講義のビデオ映像も英語スクリプト付きで非常にわかりやすかったです。

エッセーは無料にも関わらず添削もしてくれます。

また、生徒同士のフォーラムも非常に活発でした。

科学技術から歴史・芸術まで幅広い分野のコースがあります。

英語を学ぶという目的のコースは少なく、ビジネスや科学技術が充実しています。

ぜひ興味のあるコースがあるか見てみてください!

・cousera  

couseraはMOOC界の雄、世界大2位のedxの倍の会員数を誇ります。スタンフォード大学教授により発足、30か国にまたがる150の大学などにより2700以上のコースが提供されています。

コース内容も多岐にわたっていてどのようなものがあるのか探しているだけでも興味深いです。

こんどはこちらのコースも受講してみたいと思います。

Introduction to Multilingual an Multicultural Education

こちらもぜひ一度覗いてみてください。

英語を学びたい方

・BRITISH CUNCIL JAPAN

イギリスの公的国際文化交流機関で、日本においても英国留学アドバイス、英会話学校、各種ワークショップを行っています。

こちらが提供するMOOCでは英語教育関連の講座が充実しています。

例えばIELTS対策、英語の早期教育、基礎英語、英語教育論

等々、ざっと英語関連の講座が50以上あります。

イギリスの文化を通して実践的な英語を学ぶという講座を視聴しました。聞き取りやすく(当然クイーンズイングリッシュです)、英語が好きな方であればどなたでも楽しめそう、という感想です。

自分の学びを子供の為にも役立てられたら一石二鳥です。

筆者も折をみてこちらのこのコースを受講してみたいと思っています。

English in Early Childhood:Language Learning an Development

こちらのサイトもぜひ見てみてください!

Grouponグルーポンも使える!

皆さんはグルーポンを使ったことはありますか?

たまにグルーポンを眺めることはありましたが、実際に使ったことのなかった筆者。

でも”learning”と入れて検索してみたところ様々なオンラインコースが出てきました。

不動産、会計、パソコン、写真、手話、インテリア、言語・・・

そしてついに初めてGrouponを使ったのはTESOLのコース。

コース満了・テスト合格後に修了証がもらえるものでした。

500ドルが割引価格で20ドルというもの!

わずかではありましたが料金が発生しているのでやはりしっかりやろう、という緊張感が働きました。

この極端な割引による提供はもちろん自社の他のコースに興味を持ちとってもらうための宣伝です。

とはいえ、やはり修了証をもらえるのはうれしかったです(自己満足ではありますが)。

変化・進化する教育を体感する

日本でも大学入試システムの改革、プログラミング的思考育成のための授業が開始される、小学校での英語教育、バカロレアの導入推進、などなど、教育をめぐる環境は日々変化・進化を遂げていっています。

子供の受験のことばかりではなく、こうした教育を取り巻く環境の変化にアンテナを張っておくことはとても重要と考えます。

特にオンラインで受けられる教育の質や内容がどんどん充実していく中で学校教育の役割なども変わっていくでしょう。義務教育修了後の選択肢を広げておくためにも母自らが先端の教育を受けてみる、というのも意味のあることと思います。

最後までやりきれなくても、難しくてわからなくても、とにかくどういうものがあるのか見てみるだけでも価値があります!

 

失うものはありません

オンライン学習は自分との戦いです。

他人と比べる必要もありません!

本当に登録してスタートするのみ、何も必要ありません。

やってみてやっぱりいまいちだった、と思えば継続しなければ良いのです。

何か学びたいと思っている方、失うものは何もありません。

思い立ったが吉日!また学びの世界に足を踏み込んでみられてはいかがでしょう。

世界中の大学の授業を家に居ながらにして無料で受けられるなんて夢のようですね。

これからの教育の形もこれまで以上にダイナミックに変化していきそうな予感をひしひし感じました。楽しみです!

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